Thon Blancの額装 Part.2

DSC01973

先週悩んでいたThon Blancの額装のつづき。この色の紙を見つけたので方向性を考えてみることにしました。

額装で作業が詰まってしまうところは色決めの部分だったりします。ドキュモンに合う色がなかなか見つからないと悩みに陥ってしまうことがよくあります。とくに外国の素材を使うときは、その国特有の色があり、日本にある色紙だとどうしてもささいな色のちがいを表現できなかったりするからということもあります。今回はこのブラウンの紙がきれいだったのでこれを使って作っていきたいと思います。

DSC01974

複雑なテクニックが必要ではないので、パッスパルトゥ・オッスで作品を作っていきます。オッスはたしか高さを出すという意味だったと思います。パッスパルトゥを少し浮かせて立体感を出す感じといえばいいでしょうか。

DSC01975

厚紙をドキュモンに合わせて切っていきます。本来なら真ん中に合わせるのが基本なのですが、2つのドキュモンを並べるためにちょっとバランスを変えています。パッケージのオモテ面がメインなのでより中央よりにくるように配置して、側面の部分は若干下目にくるようにしました。

DSC01976

色紙を貼っていきます。上にくる紙は白を、下にくる紙はブラウンを貼りました。貼り終えたら、フネートル部分の処理をしていきます。

DSC01978

つぎに肝心のオッス(高さを出す)の部分ですが、ここにきて計算ミスが発覚しました。。。

ドキュモンの余白がほとんどないので、いまのまま高さを出すとドキュモンのまわりが丸見えになってしまうのでした。そこで方向をかえて、パッスパルトゥ2枚のあいだに高さを出す方式に変更しました。

まず下側になる紙に高さを出すためスチレンの切れ端を細くカットして、まわりにつけていきます。5mmほど高さを出しています。

DSC01979

パッスパルトゥにあたる紙は白だけだとちょっとさびしい感じがしたので、パッケージのなかに描かれた縄の模様を描いてみました。

DSC01980

模様を描いたらこんな感じです。かんたんな模様でもちょっと描くとオリジナルな感じになるのでオススメです。

DSC01981

合わせてみるとこんな感じ。できたら裏板を作ってパッケします。

DSC01982

で完成!

ツナ缶のパッケージからこんな作品ができました。中身もおいしくいただいたので1粒で2度おいしいみたいな感じもします。

DSC01984

おまけ。
作品をつくる段階では高さを出して立体感を演出し、それなりにうまくいっていたのですが、高さを出さないバージョンもシンプルな感じでいいんじゃないかと完成したあとふと思ったので、スチレンを抜いてパッスパルトゥ・サンプルのテクニックで作り直してみました。写真だとわかりづらいかもしれませんが、こちらの方がブラウンの色がきれいに出たので、この作品については高さを出さないほうがよいのかもしれません。

 


関連記事