最近見た映画とか – EDEN

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フランスのエレクトロシーンを舞台にした映画ということで公開前からチェックしていたのですが、
DVD化されていたので、今回見てみました。

最初に見た映画の広告記事では90年代の後半くらいからはじまったフレンチ・エレクトロを描くみたいに書かれていて、ああ、ダフトパンクを中心にEtienne de CrécyとかLaurent GarnierBob Sinclar, Cassius, Dj Cam、あるいはレーベルだとf communicationsとかyellow productionsが出てきたフランスのクラブシーンの黎明期みたいなものを描くのかなと勝手に思っていたのですが、映画を見たらダフトパンクだけは当たりで、あとは全部外れて当時の雰囲気を再現するという感じで個人的には肩透かしみたいな感じでした。(主人公はフレンチ・タッチと呼ばれたフレンチ・エレクトロの隆盛のなかでひとりガラージをかけて時代に取り残される・・・という設定でした。最初からそういう風に見ていれば印象もまたちがったと思いますが)

映画自体もフランス映画な感じで終始気だるい感じでした。
これはこれでよいのですが、観る前の期待感みたいなものが裏切られた感じがして(これは映画が悪いわけじゃなくて、宣伝を鵜呑みにした方が悪いわけですが)ちょっと印象に残らなかったです。

期待していたのは個人的にその当時パリに住んでいたということが大きいです。
住んでいたころはまだエレクトロよりの音楽をあまり聞いていなくて(当時はオルタナティヴなロックばかり掘っていました)ダフトパンクが現れてくるその萌芽みたいなものも(かすかにありましたが)あまり知りませんでした。
彼らのデビューアルバムが1997年の「homework」で、その後にcassiusとかがヒットして、
個人的に音楽の趣味がマイナーなロックからハウスやエレクトロ方面に向かい、その延長線上に前述したフランスの音楽シーンが出てきた(このあたりはいま思い出してもけっこう歯がゆいです。その音楽が生み出されていた現場に住んでいたのに!)こともあって、当時のことをいろいろと知りたいなという気持ちがあるのですね。
そういう意味では映像的にちょっと前のパリをイメージして撮られていたので、そういう部分はおもしろかったです。メトロの感じとか。

半分ドキュメンタリーみたいな感じかなと思ったら現実をベースにしたフィクションだったのでちょっと騙された感じもしましたが、フランス映画的な気だるい感じが好きな方には音楽の選曲もいいしオススメです。


2016年07月27日 | Posted in Cinema | | No Comments » 

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