最近みた映画とか

interpic

クリストファー・ノーラン監督の「インターステラー」。
気になっていたのでDVD借りて観ました。

ノーラン監督の作品は出たら一応押さえておかなくてはならないなという、よくわからない気分になるのでチェックリストを埋めるように見るようにはしています。劇場で見た「ダークナイト」の興奮を期待して、失望することも多いですが。

で、今回の「インターステラー」。個人的にSF&宇宙ものが好きなので映像だけでも十分にたのしめました。
ちょっとストーリー展開的に御都合主義的なところが目立ちますが、それを差し引いても3時間近い作品をラストまでほぼ飽きさせることなく魅了させるというのはすごいなあと。

この映画を観ててよかったなという点は、CGじゃなくて実物を使っているところ。具体的には劇中で宇宙船がほかの惑星に辿りつくのですが、その星の描写をCGとかに頼らず地球にある景色で再現してるところです。

それはタルコフスキー監督が『惑星ソラリス』で未来の都市の風景として首都高を撮影した映像を使っていたり、ゴダール監督が『アルファヴィル』のなかでパリの街並を未来風の都市に見せたりするように、現実の風景を別の角度から眺めて、未来だったり別の惑星だったりといったものとして見るという視点の飛躍みたいものだと思います。ものすごい予算をかけて見たこともない景色をCGで作り上げるのではなくて、現実にあるものに別の意味を与えて視聴者にはじめて見る景色のように錯覚させる技術というか。

で、これは額装をするときにも役に立ちそうな考え方だと思いました。といっても、映画みたいなすごいことではなくて、たとえばお菓子のパッケージを見て額装したらインテリアに使えるな、とかちょっとした身の回りのものの組み合わせで作品を作ることができるなみたいな考え方ですけどね。でもやってることは同じで、お菓子のパッケージをお菓子のパッケージとして見るのではなくて、ひとつのドキュモンとして自分の頭のなかで再定義することで、新しいドキュモンになるものを見つけたりすることができるようになるのと思います。頭を柔らかくして、もっと日常の生活のなかに潜んでいるドキュモンを探してみないとな〜と映画を見ながら思い直しました。


2015年05月14日 | Posted in Cinema | タグ: , No Comments » 

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