本棚の額装(saturn pressのカード) part.1

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先日紹介したグルーチョ・マルクスの引用文が書かれたカード。犬が目当ての本を手に取ろうとしているイラストがいい感じです。

ちょっと話は変わりますが、アントレ□ソルティのとなりにある本屋さん(本は人生のおやつです!!さん)のイベント「作家さんで古本市!(4/25〜5/3)」にアントレ□ソルティも本に関する額装を展示することでコラボ参加することが決まったので、アンカードラー的にも何か本にちなんだ額装をテーマに作ってみようと思いました。で本がテーマということだったので、このグリーティング・カードなんかいいんじゃないかなと思ったわけです。といっても、イベント開始まで日がないのでいそいで作らなくてはならないのですけど。

さて、本がテーマなわけですが、今回はどんなふうに額装していこうかなと腕組みをして考えなくてはなりませんでした。テーマが決まっているとなかなか自由に作るというわけにもいかないので、ちょっとずつ手探りで考えながら作品のかたちを決めていく必要があったりします。

まずイラストを眺めてみました。この大柄な犬のいるところは僕の目には図書館のような場所に映りました。大きな図書館かもしれないし、ずっと小さな私設の図書館かもしれない。でもどこか書架がずらっと並んでいて、一生かけても読むことができない本が壁のように敷き詰められている雰囲気が感じられました。カート・ヴォネガットの小説『ホーカス・ポーカス』で主人公が最初にいる場所とか、あるいは村上春樹さんの小説『海辺のカフカ』に出てくる甲村記念図書館みたいな場所のイメージ。図書館って天井まで届きそうな背の高い本棚が並んでいるせいで、どこか深い迷路を思わせるところがあります。

今回はそんな図書館とか図書室みたいなイメージで作品を作ってみたいと思います。

ビゾー・ファンタジーをアレンジして作品を作っていく


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さてテクニックはどうしようかなと思い、まずビゾー・ファンタジーのテクニックをちょっと応用して使ってみようかなと思いました。おいおい作品のかたちができてくるとどうしてビゾー・ファンタジーのテクニックを使おうと思ったかわかるようになると思います。

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ちなみにこんな感じにビゾー・ファンタジーを作ります。幅広のビゾーを右辺と上辺の2つの辺だけに配置して、下辺と左辺は何もなし、というかたちになります。ドキュモンの位置は中心ではなく、ビゾーの分だけ左寄りになります。

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紙を切っていきます。

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2mmの厚紙と下にくる1mmの厚紙はフネートルの左側に隙間を作っておきます。

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全部合わせるとこんな感じになります。

ビゾーの紙を貼っていく


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ビゾーの色を選んでいきます。今回は2辺だけなので2色選びます。右側がうすいブラウン(イエローに近い)、上辺は少し濃いめのブラウンを選びました。この色の選択があとで視覚的な効果を生み出すはず(と期待しておきましょう)

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ビゾーを貼っていきます。ビゾーを貼ると、2辺だけにした効果が少し見えると思います。ちょっと奥行きを感じられたら成功です。

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左辺と下辺に紙を貼っていきます。ビゾー・ドロアの要領で貼っていけばいいです。影になる場所なので上辺よりも濃いダークブラウンの紙を貼りました。

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パッスパルトゥに取りかかる前に、裏板を作っていきます。裏板にはこの作品のときに使った本の紙の残りを貼りました。本がテーマなので裏板にもいっかんしたイメージを持たせます。

次回はパッスパルトゥを作っていきます。

<つづく>


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