document hunter – フランツ・カフカの名言カード

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フランツ・カフカの名言ポストカード。
「such books as make us happy we could, if need be, write ourselves.」

おそらく「ぼくらを幸福にする本なら、必要とあれば自分で書けるだろう」という意味の文章で、親友オスカー・ポラックへの手紙に出てくる一文です。「本とは、ぼくらの内の氷結した海を砕く斧でなければならない」というすてきな文につながるとてもうつくしい文章でもあります。そんなカフカのことばをスウェーデンの会社(ORDINING&REDA)がデザインしたポストカード。グレイのバックグラウンドがとてもきれいなので、カフカらしく少し地味な感じの額装が似合っていそうです。文字のなかに水色や緑や紫の色も使われているので、紙選びもおもしろそうな感じがします。このカードを額装するとしたら、カフカだけにテクニックは一見シンプルだけれど、奥の深そうなものがよいでしょうか。

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フランツ・カフカといえばこんな本もあります。短い文章でカフカのことばをまとめたものですが、なんだか弱気で後ろ向きなことばのなかにほんのかすかな希望の光があるような不思議な感覚がぼくは結構好きなのかもしれません。絶望のなかにこそ希望がある。アーシェラ・ル=グウィンもろうそくの火がもっとも輝くのは暗闇のなかだというようなことを書いていたので、弱気のなかに目を向けることこそ本当の力強さみたいなものが見えてくるのかもしれませんね。

個人的にもカフカの作品は好きで読んでいます。多くのカフカの作品にはkという名の匿名的な主人公が出てくるのですが、ぼくの名前もkのイニシャルから始まるので、kという名が出てくるとちょっと意識してしまいます。

そんなことでこのカードを額装してみたいのですが、どんなものがいいのかちょっと悩んでしまいます。派手で目立つ額装ではなくて、そっとさりげなく置いておける額装、でもよく見ると複雑なかたちをもっている、みたいな感じに仕上げられればいいのですが。

 

▲追記

カフカの名言カードを使った額装

アンカードラーn°6 カフカエスク

 


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