ドキュモン(document)

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作品の中身にあたる部分のこと。
ドキュモンと書いてあるときは、額装のなかにいれるポストカードなどのことを指しています。
英語のdocument(ドキュメント)と同じスペルなので、英語での意味の文書とか書類とかのイメージでとらえるとわかりやすいかもしれません。

本来アンカードルモンは絵や版画といったアート作品を保護する目的の技術なので、
紙に描かれたり印刷されたりした2次元のものの総称としてドキュモンということばを使っているのだと思います

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たとえばどんなものがドキュモンになるのか


このサイトで紹介している主なものは、ポストカードやグリーティングカード、外国製のお菓子のパッケージとかだったりしますが、実際にはなんでもありだったりします。

乱暴な言い方をしたら身の回りのものはなんでも額装のドキュモンになります。

ノートに書いた落書きでも、
恋人からのラブレターでも、
果てはガチャガチャのフィギュアみたいな立体物でもいいわけです。
作品をつくる主題となるものだったら何でもOK。

額装をはじめてみたいという人は、まずこのなにかいれたいもの(ドキュモン)がある人も多いので、その何かいれたいものというのがそのままドキュモンになると思ってもらえればいいと思います。
この辺は額装の懐が深いところですね。
これはダメみたいな制限があまりありません。

とはいえ額装に向くもの向かないものは当然あります。

額装に向かないものを一言でいうのは難しいです。

まず頭にぱっと浮かぶのは単体で完成されたものでしょうか。
たとえばギャラリーなどで買うようなアート作品。
アート作品はそれ自体が作品として完結しているので、
額装にはあまり向きません。
(例外として版画やシルクスクリーンをシンプルに額装するというのはありますが)

ほかには大きいサイズのものも不向きといえます。
たとえば大きめのポスターとかは確実に向いてません。
ポスターにかぎらずサイズの大きなものは当然ながらそれをいれるフレームも大きくなってしまいますし、額装のテクニックを含めるとさらに大きいサイズのものになってしまうからです。
不可能、というわけではないですが明らかに不向きだと思えるわけです。

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反対に額装に向いているものは何なのかというのも定義がむずかしいですが、
あえていうなら、それ単体で完成されていないものになるでしょうか。

かんたんにいえば、ちょっとした遊びをいれる余地のようなものが残されているもの。

たとえば上の写真は個展や作品展のフライヤーですが、アート作品にデコレーションを加えるのは気が引けますが、こんなフライヤーならちょっとくらい飾り立てて自分のものとして遊んでもいいと思えませんか?

それにポストカードくらいのサイズのものなら、たんにそれを飾っておいてもいいですけど、
額にいれることでちょっとしたインテリアに適した”作品”になりますよね。

そういうものが額装のドキュモンに向いています。
ただ大事なことは”それ”を飾りたいと思うほど好きであることですけれどね。

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ほかにも車のポストカードをいれたいなというときは、上の写真のような缶コーヒーのおまけでついてきたミニサイズのダイキャストカーなんかと組み合わせて額装する、、、なんてこともできたりします。
可能性は無限大。

 

ドキュモン探しで毎日がたのしくなるかも


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ということで、何となくくらいは額装のドキュモンのことがわかってもらえたんじゃないかなと思います。

このドキュモンですが、わざわざポストカードなどを探してまわらなくても、
ぼくたちの生活のまわりには結構転がっていたりするものです。

たとえば外国製のお菓子のパッケージとか紅茶のパッケージとか。
KARDIなんかで売っている舶来品はパッケージのデザインもかわいいものがたくさんあって、
中身もおいしくいただけて、外側も作品に使えるという一粒で二度おいしいというたのしみ方ができたりします。
(あとこれには額装のためにちょっとお高いお菓子が買えるという自分へのエクスキューズという別の側面があります)

毎日の生活のなかで額装のドキュモンになりそうなものを探してみると普段見ている景色がずいぶんと変わると思うのでオススメですよ。

ちなみに本サイトではdocument hunterというコラムで額装のドキュモンに使えそうな素材を紹介しています。

 


2015年02月20日 | Posted in Glossary | タグ: , , , , No Comments » 

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