サイ・トゥオンブリー展@原美術館に行ってきました。

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雨の降りしきるなか、所用の合間に寄ってみました。

原美術館は訪れるのは2度目か3度目ですが、いつきてもいいなあと思います。

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敷地内に一歩足を踏み入れると都会的な喧騒がすっと静まって、
別世界にはいるような心地のよい緊張感に包まれるのを感じます。
京都の庭園なんかにもちょっとだけ似ている気がします。
大阪にもこういう美術館があるといいのにな、とついついないものねだりをしてしまいます。
梅田にはちょっと足を踏み入れるだけで、周囲の雑音が消えて静寂が訪れる空間なんてない気がするからですが。

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作品もすてきでした。
すべてペーパー・ワークなのですが、大きな作品が多く、
部屋に足を一歩踏み入れると、
不思議と時間がとまったような感覚が感じられました。
なんというか作品と作品と対峙する鑑賞者だけの閉じられた世界が生まれて、
ほかの世界と切り離されたように感じられるといったら少しくらいは理解してもらえるでしょうか。

小さな室内で作品に囲まれていると、ほんとに自分がいまどこにいるのか一瞬わからなくなるような不思議な気持ちになりました。

ただ額装を始めてからはついつい額装的な視点で作品を見るようになってしまって、
今回も作品そのものよりも、どう額装しているのか? とか、
アート作品はどうやって額装したらいいのか? といった日頃の疑問の答えを探すような見方をしてしまっていたような気がします。

ほんとはもっと作品に集中したいところなのですが、、、

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写真の撮影が禁止だったということと、企業秘密的な(たいした秘密ではないですけれど)部分もあるので書くことはできませんが、これはおもしろいなと思う額装のアイデアをいくつか知ることができたのはちょっとラッキーでした。

ひとつだけ例をあげるとすると、タッカー(ホッチキス)で適当な感じで大型のペーパーの作品を固定しているのはちょっと大胆だなと思いました。どうしても額装する、となると作品(ドキュモン)を傷めないよう特殊なテープで固定しなくちゃいけないんじゃないかといった固定観念みたいなものが浮かんでしまいますが、タッカーみたいなものでラフに貼り付けてもいいんだ、みたいな斬新というかその手があったかというような目からウロコ的な方法を見せつけられると、それはそれでいいんじゃないかな、と思えてしまうから不思議なものです。
額装的にはNGなんですけど、まあ自分の所有しているドキュモンで、ラフな感じに作るときはけっこうそれもありかなと思ってしまいました。

時々美術館に赴いて、額装のアイデアを探してみる、というのも何かおもしろい発見とかに出会えることがあるのでオススメだったりします。


2015年06月30日 | Posted in コラム | タグ: , , No Comments » 

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