カフェ・エクスプレス・カードの額装 part.2

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前回のつづきです。

今回はパッスパルトゥとビゾーを仕上げ、作品の仕上げの作業に取りかかっていきます。
パッスパルトゥの紙はこの色に決めました。エスプレッソっぽくはないですが、カフェ・クレームっぽい色(パリで暮らしていたころ、まだ十代だったのでエスプレッソの味が濃すぎてカフェ・クレームばかり頼んでいたのでカフェといえばスチームしたミルクをいれたカフェ・クレームの色の印象が強いのです)をチョイスしてみました。

紙をボンドで貼ったら、内側を切り抜いて、パッスパルトゥを仕上げていきます。

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ギャバリーとヘラをつかって内側に向けて紙を折り返します。

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折り返した紙を貼付けていきます。へらをつかってしっかり貼付けます。貼り終えたらこれまたしっかりプレス。

 

ビゾーづくりにとりかかる


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つぎにビゾーの色を決めていきます。色選びの基本としてはドキュモンに使われている色(このなかではグレー、ダークブラウン、レッド、それから薄いブルー)を利用したり、フレームの色に合わせてバランスをとる方法があります。今回はカードのなかの色を使っても合わない感じがした、のでうすいクリーム色っぽい色をビゾーにいれていくことにします。

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クリーム色の紙を切ってまんなかで折ります。

今回はビゾー・クラシック2段(下の辺のみビゾー・ドロア)なので6本必要になります。

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まず上の段のビゾー部分に合うように紙を切っていきます。

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つづいて2段目の紙も調整していきます。

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切り終えたらまず左右のビゾーから貼っていきます。ボンドで貼ったら、ここでもへらでしっかりごしごし貼付けます。

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2段分ビゾーを貼ってしっかりプレスするとこんな感じになります。45°が2段で奥深いビゾーになりました。

 

フィレをいれる〜仕上げの作業


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クリーム色だけだとちょっと寂しいので、2つのビゾーの段差のあいだにフィレをいれます。ビゾーを作る際に1mmほどあいだをあけておいたのはここでフィレをいれるためでした。

フィレに選んだのはビゾーとパッスパルトゥのちょうど中間くらいの色。もっと濃い色。たとえばダークブラウンとかブラックなどの色を使うとよりしっかりとしたラインを出すことができますが、今回はちょっとぼんやりとした感じを出したかったのでわざとはっきりしない色を使っています。

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フィレを入れるとこんな感じになります。

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下の辺の処理をしていきます。ここはビゾー・ドロアのテクニック(垂直のビゾー)を使って仕上げていきます。

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プレスしているあいだに、裏板も作っていきます。裏板にはクラフト紙を貼り、その上にグリーティングカードの裏面を貼りました。イタリアの紙を使っているそうなので、使わないままだとちょっともったいないですからね。

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全部を貼り合わせるパッケの作業〜フレームにおさめたら完成!

フレームのガラス受けが深かったので、仕上げの前に若干側面に高さを出してみました。奥行きがあるように見えるのはそのためです。

シンプルなコーヒーの額装いかがだったでしょうか。
完成した作品は4月1日からはじまっているアントレ□ソルティでの展示を終えたあと、キッチンのコーヒー器具のコーナーに飾る予定です。

 


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