behind the scenes – Encadreur numero.5 猫の本

DSC03372

アンカードラー 5号のテーマは猫ということで、制作中はいろいろと猫の本を読んでいました。
今回は制作中に読んでいた本&読み返していた猫本について少しだけご紹介してみます。

まずは猫の豆知識系の本。左の本(なぜ、猫はあなたを見ると仰向けに転がるのか?)はタイトルを見て手にしました。
外国の方の書いた本の翻訳版です。猫に関する一般的な疑問とそれに関する著者の答えというQ&Aタイプの本で、わかりやすくてよかったです。

知識系の本に関して僕はわりと外国の著者の本が好きで、本屋にいってもできるかぎり外国人の著者の作品を探します。

たぶん着眼点とか、対象に対するものの見方とかが日本人とちがうので、そんなこと考えるの?というような面白い発想の切り口が多かったり(一般的な常識からしてちがうので、普通という基準自体がちがうことが多いのです)、ほかにもとくに英語圏の作家さんとかは多様な人種の人が読むことを想定して書いていたりするので、参考にしている知識の量がちがったりすることも理由だったりします。日本の本だと読むのも日本人だし、だいたい日本人ならこういうことはわかるよね、みたいな書き方だったりするのですが、外国のものはその変がちがって文化の異なる人が読んでもなんとなくイメージできるように書いてあったりします。もちろん全部が全部そうというわけではないですが。まあ野球でいうところのメジャーリーグと日本の国内のリーグみたいなちがいが日本の著者が書く本と外国の著者が書く本のあいだにはあるような気がします。(あくまでもたとえとして)

同時期に読んでいたのが右側の本。こちらは日本の著者のものです。7年くらい猫がたくさんいる島に住んで研究されていた方だとか。こちらも読み物としてとてもおもしろかったです。

DSC03438

ポール・ ギャリコの「猫語の教科書」。定番ですね。

DSC03437

こちらも猫というとよく出てくる本。SF作家ハインラインの「夏への扉」。

むかし読んでいたのですが今回のテーマに合わせて再読しました。
新装版の表紙は思わず額装したくなるすてきな表紙です。

DSC03436

タイトル以外猫とはあまり関係がないですが、ヴォネガットの「猫のゆりかご」も再読しました。

DSC03069

ほかにもいろいろありましたが、最後にmonika muller-krollの「mittens & gloves」。猫のイラストをマジックペンで書いたzine風の本。たぶん印刷だと思うのですが、左のページみたいに裏写りしたマジックの跡まで作品にしてしまう凝りようです。普通だとマジックの裏写りって嫌なものだと思うのですが、それをおもしろい!と思ってわざわざ印刷するところがすてきです。こうした失敗だったり、弱点だったり、一見ダメだと思ってしまうことを特徴ととらえて、作品にしてしまうというのはすごく参考になります。裏写りがあるとああマジックペンで描いたんだなってすぐにわかりますからね。

ということでアンカードラー5号制作中に参考にしていた本でした。


2015年06月22日 | Posted in Behind the Scenes | タグ: , , No Comments » 

関連記事