book, book, book, book, 赤い館の秘密_A.A.ミルン著

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「クマのプーさん」で有名なA.A.ミルンの書いた推理小説。

あんまり知らなかったのですがミステリの古典として有名な作品でした。
内容はいろいろとミステリ小説が進化した現代からすると推理小説としてはちょっと、、、
と思いたい部分がありましたが、いろんな作品に影響を与えた原典としてはとてもすばらしいという感じでした。
(関係ないけど、この表紙のデザインはすごくいいなあと思いました)

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とくに主人公であるアントニー・ギリンガムとビル・ベヴリーのシャーロック・ホームズとワトソンの関係を模したやりとりは秀逸といってもよかったです。
個人的にホームズ&ワトソンの会話が好きなので、同じような掛け合いをするふたりの会話を読んでいるだけでもたのしいというか、
事件はどうでもよくて会話劇みたいなものを聞いているのが一番たのしいんだなとちょっと思いました。
(読んだのがかなり古い翻訳だったので、新しい訳文の方が読み易いかもしれません)

あとがきを読むとミルンはこの小説を書いているとき、周囲の人たちから童話を書いた方がいいと勧められたそうです。
(あの「プーさん」を書いた人ですからね)
でも、この小説が出版されると今度は推理小説を是非書くべきと勧められたとか。
ただそういうのって当人はけっこう当惑したんじゃないかなあとちょっと思ってみたりします。


2016年01月21日 | Posted in Book | | No Comments » 

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