book, book, book, book, 「ラオスにいったい何があるというんですか?」

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村上春樹さん著の「ラオスにいったい何があるというんですか?」。

世界のいろいろな街を訪問した紀行文集です。
タイトルと表紙の感じがよくてつい手にとってしまいました。表紙の気持ちよさそうに寝ている犬がいいなあと。

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メジャーな都市というよりはギリシャの島々再訪とか、アイスランドとか、
アメリカのふたつのポートランドなどわりとマイナーな場所なので知らない知識ばかりが出てくるので読んでいてたのしいです。

アイスランドというと、個人的にmugisonの音楽が生まれたところだなという思い入れがあって、
(人によってはbjorkだったりSigur Rósだったりmúmだったりするのでしょうが)
その土地の景色が浮かんでくるみたいですなおに嬉しかったです。

あとアメリカのふたつの州にあるポートランドも頭のなかで知識がごちゃごちゃになっていたのが、
すっきりしました。西海岸(オレゴン)と東海岸(メイン)にそれぞれある、と。
ちなみにkinfolkの発祥やミランダ・ジュライが住んでいたのはオレゴン州のポートランド。そのため最近話題になるのはオレゴン州の方な気がします。
(前からポートランドのことを本とかで読んでいて知っていたのですがたぶんそれは東海岸のメイン州のポートランドだったんでしょう・・・これを機にちゃんと調べなくては・・・)

やっぱり旅行記を読んで思うのは、この本の帯にも載っている
「旅先で何もかもがうまく行ったら、それは旅行じゃない。」
という一文にあるなあと思います。

僕個人のことを思い出してみても、旅行前にガイドブックで調べていったところよりも、
現地でふらふら歩いていて偶然見つけたお店とか、いいことよりどちらかといえば悪いことの方をよく憶えている気がするから。
で、家に帰り着いたときにやっぱり家が一番だよなと思うのでしょうね。
(でも家にずっといると家のよさがわからないからときどきそれを思い出すために旅行に出かける必要があるのかもしれません。
あとになって何も起こらなかったことこそが幸せな時間だったと気付かされるみたいに、
本当のよさというのは案外目の前にあっても見えないものなのかも)

しかし、旅行記を読むと旅に出かけたい衝動にかられます。
今年こそはどこか旅行へ出かける計画を立てるところから始めてみたいです。


2016年04月28日 | Posted in Book | | No Comments » 

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