book, book, book, book, エイミー・ベンダー「レモンケーキの独特なさびしさ」

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久々に刊行されたエイミー・ベンダーの新作「レモンケーキの独特なさびしさ」。

表紙のタイトルの「び」の濁点が涙の色・かたちになっているのが細かいところですがいいです。

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原著がリリースされたのが2010年なんで6年遅れですが待っていた甲斐があるすばらしい作品でした。
エイミー・ベンダーの作品を訳されている管 啓次郎さんの翻訳がとても合っている気がするので、
何年遅れでも待つ価値はあるかなと思っています。詩人ゆえのことば選びの感性がとても素敵なのです。

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食がテーマの作品だからか、最初のページにブリヤ=サヴァランの引用があります。
ブリヤ=サヴァランは読もう読もうと昔から思いつつなんとなく読まずにきてしまった感じなので、
これを機会に読んでみたいなと思いました。

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エイミー・ベンダーの次の作品(短編集)はもうすでに原著で出版されているのですが、
たぶんこのペースだともっとあとになるんだろうなあと思い、そちらは気長に待ちつつ、
原著で少しずつ読み始めたりしています。
既刊の短編(「燃えるスカートの少女」、「わがままなやつら」)は読み易いのでオススメです。


2016年07月19日 | Posted in Book | | No Comments » 

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