古本の額装(レイモンド・カーヴァーの「Will You Please Be Quiet, Please?」) Part.1

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ずっと昔に買ったレイモンド・カーヴァーの『Will You Please Be Quiet, Please?』(頼むから静かにしてくれ)の洋書のソフトカバー版です。なんとか英語で本を読もうといろいろ買っていたころのですが、引っ越しの際に水でもこぼしたのか裏表紙の側から中身の半分くらいがひどい状態になっていたので、思い切って額装の素材として使うことにしました。
本を裁断するときにはかならずといっていいほど妙な罪悪感みたいなものが伴うのですが、
今回もやっぱり変な気分になりました。。。

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ドキュモン以外に今回は本の中身も素材として使うつもりです。『収集』のページですね。
失業中に家にいて何かの連絡がこないかと待っていたら掃除機の営業マンがやってきて、、、
という不思議な話だったと思います。うろ覚えですが。

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こちらはコンテンツ(目次)のページ。

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『でぶ(Fat)』のページですね。短い作品ですが描写がとてもいきいきとしていて好きです。

実際に額装にとりかかる


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まず額装をしていくイメージですが、今回はこんな風に本のページを並べてパッスパルトゥにしようかなと考えてみました。ずっと昔に買った本なので紙がいい具合に古びているのがわかりますね。

テクニックとしてはシンプルにビゾー・クラシックとスーヴェール・ア・オングレを使う予定です。
クリーム色っぽい感じになるパッスパルトゥとドキュモンのあいだに45°のビゾーをはさんで境目をきっちりとわけるというイメージで。

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まずはドキュモンの使いたいサイズを測ります。

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測ったサイズ+45°のビゾーの部分を考慮してパッスパルトゥになる紙を切り抜きます。
ソフトカバーの本はうすい紙なので、鉛筆の線は消しておきます。

本の紙でオリジナルのパッスパルトゥを作る


 

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今回のメインのパートです。
厚紙に本のページをたくさん貼付けてパッスパルトゥをつくります。

まずはどんな感じで本のページを貼りたいか並べて様子を見ます。
ぴしっと並んだ感じじゃなくて壁に紙を貼付けていくみたいにランダムな感じにしたいのですがなかなかランダムに作るのは難しいですね。コツとしては適当に置いたあとデジカメとかスマートフォンのカメラで写真を撮って残しておくといいです。のちほど実際に貼るときにも参考になりますし、一度写真のかたちにして観察すると距離を置いて見ることができます。

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では実際に貼っていきます。まず厚紙にノリをつけて下地にくる紙を適当に貼っていきます。

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下地が終わったら、今度は一枚一枚ノリをつけて、上からかぶせて貼ります。

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これくらい貼ったらいい感じになりました。

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貼り終えたらウラ側の処理をついでにしておきます。ノリが表面についていることがあるので、
いつものようにすぐプレスするのではなく、少し乾いてからプレスした方がいいです。

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しっかりとプレスしたらこんな感じになります。

次回は45°のビゾーを作っていく予定です。

つづく

 

 


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